天と地平線とそよ風
遠い昔に見たことのある作品が、ビフォアーサンライズというもので、日本でのタイトルは「恋人までのディスタンス」というものだ。
20歳のお姉さんに、「感動すると思うよ」と話を聞いた映画だ。
電車で出会ったアメリカ出身のジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌはほんの少しオーストリアのウィーンを旅するストーリーだ。
この映画の面白いのは、これといったパニックシーンや起承転結の点の部分なんかが、ほとんど無い部分。
会ってすぐのこの2人が、愛することとか人生なんかについてじっくりぶつけ合う。
見た時は15歳の私は、実に幼く、退屈だと思いながら観賞したストーリーだった。
だけど、昨日、偶然ツタヤで見つけ、これはまさかと思い借りて、観賞したところすごく感動してしまったのだ。
好きなのは、レコード屋でケイス・ブルームの曲を聞きながら視線を投げあうシーン。
ジェシーとセリーヌの帰国がやってきて、つまり、お別れの時、そこでクライマックスを迎える。
見た時は理解できなかったこのストーリー、期間をおいて見ると、ちょっと違う見方ができるのだろう。
その感覚を味わった後、2人がレコードショップで聞いていたALBUMを、アイチューンで探して聞きたい。
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★★